賃貸でも我慢しない!ベランダから始める家庭菜園

ベランダ菜園はとても手軽な家庭菜園として人気があり、市街地に住む方やマンションに住んでいらっしゃる方、お手入れが面倒な方にオススメです。小さなスペースで育てられお世話も簡単、尚且つお料理に使える一度で三度嬉しいオススメの野菜をお教えします♪

ベランダ菜園の始め方、栽培におすすめの野菜、種まき・栽培のコツと失敗しないためのポイントも紹介もしますので、早速始めてみましょう!

最初に・・・

今回は一番ポピュラーなプランター栽培の方法をご紹介します。(これ以外にも水で育てる「水耕栽培」や袋に直接種をまく「袋栽培」など様々な種類があり、簡単に野菜を育てることができます!)

まず、必要な道具を揃えます。全てホームセンターや100円均一で一通り揃えることが出来ます。

①プランター

大きく底の深いプランターを選びましょう。 少し大きいかなと思うぐらいの余裕を持った大きさのプランターがオススメです。だからとってあまり大きすぎてベランダに置けない!なんて事にならないよう、事前にベランダの大きさを測り、どこにどう設置するのかある程度決めてから買いに行きましょう。この時、ベランダでは通気性が悪いと湿度が高くなってしまったり、直射日光がコンクリートに反射し温度が高くなり、野菜が思うように育たなくなってしまったりすることも考えられます。エアコンの室外機から出る風が直接当たらないように置く場所を決め、すだれを取り付けるなどの工夫をして調整するようにしましょう。

これからどんな野菜を育てて、どう皆で楽しもうか・・・そう考えるとワクワクしてきますね♪

②土

野菜を作る上でとても大切な土ですが、野菜ごとに適切な土が違うため、間違った土を選ぶと栽培に失敗してしまうことも・・・。初めての家庭菜園でいきなり土を自分で選ぶのは難しいため、土を混ぜる必要のない「培養土」を選ぶことをおすすめします。 
基本の土や栄養素が全て混ざった土なので、手間もかからずベランダ菜園を楽しむことができます。

③鉢底石

鉢底石とは、プランターの底に入れる石です。これを入れることによって、土の排水性や通気性がよくなるため根腐れの予防に効果があり、ほとんどのプランター栽培で使用されています。

④スコップ

作業がしやすいよう、プランターのサイズに合ったスコップを選びましょう。

⑤ジョウロ

先がとがったタイプのジョウロで勢いよく水やりをすると、水をあげた部分の土が凹んでしまうので、できればたくさん穴があいたタイプを選ぶとよいです。

次に・・・

必要なものが揃ったら早速プランターに土を入れ、種まきをしましょう!種まきの方法は栽培する野菜によっても異なるので、購入した種が入っている袋の裏に書かれた説明にならって種まきをしてください。

①プランターの底に鉢底石を敷く

②プランターの8分目のところまで土を入れる

③土を手で押えながら凸凹の部分を平らにならしていく

④ジョウロで水をかけ、土全体を湿らせる

⑤それぞれの種の特性に合わせて、種をまいていく

⑥種が隠れる程度に土をかぶせる

⑦土を湿らす程度に水をかける

基本の手順は上記の通りです。育てる野菜によりコツなどが変わりますが、後述でおススメの野菜については詳しくお伝えします♪

春から育てるのにおススメの野菜 枝豆】

温暖な気候と強い日照を好むマメ科の野菜で、基本的には無肥料で栽培できます。寒さに弱いので寒さが和らいだ4月下旬頃になったらプランターに点まきをします。(※3月などの気温がまだ低い時期にエダマメのタネをまいても発芽しないので注意してください。また、前回マメ科を育てた土で枝豆を育てると病気になりやすくなってしまいますのでご注意ください!)日頃の水やりは朝や昼が適していますが、特に時間帯を気にしなくても大丈夫です。土の表面が乾いていることに気が付いたら、その都度水を与えてください。

夏から育てるのにおススメの野菜 万能ねぎ】

料理に多く使えますのであるととても便利です!7月に種まきをすれば10月頃に収穫が可能です。丁度風邪が流行りはじめる時期に収穫なので、風邪予防にも効果的です♪(※同じ土で葉ネギやユリ科を育てると病気にかかりやすくなります。1年間をあけるか、新しい土を使うようにしましょう!)種まきの方法は筋まき、その後発芽するまでは土を乾燥させないようにしましょう。日頃の水やりは朝や昼が適していますが、特に時間帯を気にしなくても大丈夫です。土の表面が乾いていることに気が付いたら、その都度水を与えてください。追肥には、肥料の効果に速効性がある液体肥料を水やりの代わりとして与えるか、緩効性の化成肥料スプーン1杯くらいを目安とします。

秋から育てるのにおススメの野菜 小松菜】

冬が旬ですが、暑さ、寒さに強く、ほぼ1年じゅう栽培できます♪種まきから収穫まで1か月あまりと栽培期間も短く、育てやすい野菜です。虫がわきづらい秋頃からの種まきが特にオススメです!プランターは日当たりのよい場所に置き、風通しを良くしましょう。筋蒔きで種をまき、葉が茂りすぎないよう間引きをしながら育てて行きましょう。間引き後は、土の表面が乾燥したら1日1回を目安にたっぷりと水を与えるようにしましょう。肥料は化成肥料10gをプランター全体に!追肥後は土寄せします。以降、2週間ごとに1回を目安に同量の追肥と土寄せを行ってください。葉の長さが25cmくらいになったら収穫の時期です♪

まとめ

いかがでしたでしょうか?他にもプランターで育てられる野菜はまだまだ沢山あります!難しく見えてもコツさえ掴めば色々な植物を育てることが可能ですので、是非チャレンジしてみて下さいね♪

 

 

 

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